第107回 創立記念日 令和2年10月31日
- 公開日
- 2020/10/29
- 更新日
- 2020/10/29
学校日記
大阪市立岸里小学校は、大正2年(1931年)10月31日に玉出第2尋常小学校として創立されました。
今年で創立107年です。
創立記念日を前に、岸里小学校の名前の由来を紹介します。
昔、現在の国道26号線のあたりは海岸線でした。
海岸沿いの漁村ということから、岸辺の村、岸の里、「岸里」と呼ばれるようになったそうです。
校章について、
「岸里」を囲むように、周りから波が打ち寄せている様子と
小学校の「小」をかたどっています。
「どんな荒波にも負けないで、力強く伸びていくように」という願いがこめられています。
本校卒業生に、昭和56年にノーベル化学賞と文化勲章を受章された福井謙一博士(昭和6年卒業)がおられます。
校門を入ったところに、福井博士が揮毫された「真理探究」の記念碑があります。
当時、福井博士からおくられた岸里小学校の子どもたちへの言葉があります。
「皆さんは、これからの時代を背負う大切な方達です。身体を丈夫にしてのびのびと育ってください。自分のことだけを考えずに、他人のことも考える人になりましょう。
皆さんの将来を、たくさんの人が見まもっています。」(原文通り)
さて、みなさん、福井博士が残された言葉、そして、「岸里」の校章に込められた願いのように、力強くのびのびと、ほかの人のことも考えられるよう、育っていきましょう。