令和3年4月12日(月)児童朝会講話
- 公開日
- 2021/04/12
- 更新日
- 2021/04/12
お知らせ
みなさん、玉出小学校の校庭に桜の木があるのを知っていますよね。春になると、きれいな花を咲かせてくれます。
昔、着物を染める人が、きれいな桜の花で着物を染めようと思い、桜の花びらをたくさん集めて、しぼった液で染めてみました。
きれいな桜の色に染まるかと思いましたが、思ったように桜の色が出ませんでした。
そこで、いろいろと試したところ、桜の木の皮や幹を煮つめた液に布をつけたら、きれいな桜の色に染まったそうです。
つまり、桜の花びらの淡いピンク色は、桜の木が全身で作り出している色だったのです。
そして、桜の木は、花びらが散るとすぐに葉っぱを出して、真夏の暑い太陽をいっぱい吸収し、秋に葉っぱを落とし、真冬の寒い木枯らしに耐えて、また来年の春きれいな花を咲かせる準備をします。
これは、児童の皆さんも同じだと思いませんか。
毎日、勉強や運動をがんばることによって、将来大人になったら素敵な花を咲かせることができるように自分の幹を太らせ、将来立派な花を咲かせる準備をしていってください。
このあと、生活指導の小薄先生から集団登校についてのお話があります。