令和3年9月3日(金)5限実施 避難訓練講話
- 公開日
- 2021/09/03
- 更新日
- 2021/09/03
お知らせ
本日の、大阪府民一斉「大阪880万人訓練」は中止となりましたが、本校としての避難訓練は行いました。みんな真剣に取り組んでいました。
まずは、地震が発生した時の避難訓練をしました。
実際に地震が発生した時にも、きちんと先生の指示に従って行動してください。
そして、地震が起こった時のために、普段から靴を玄関にそろえる習慣をつけてください。
夜中に地震が起こると停電になるので電気が消えて真っ暗になります。
地震でガラス割れて散乱している中を、はだしでは逃げることができません。
電気が消えて真っ暗になっても靴が履けるように、玄関に靴をそろえておいてください。
そして地震が発生した後には津波がやってくるので、続いて3階に避難する訓練をします。
今から10年前、2011年(平成23年)に発生したの東日本大震災において「釜石の奇跡」と呼ばれる事例がありました。
岩手県釜石市内の小中学生らは、地震発生の直後から、ひとりひとりが自分たちで考え判断して行動しました。
「津波が来るぞ、逃げるぞ」と周囲に知らせながら、保育園児の手を引き、ベビーカーを押し、お年寄りの手を引いて高台に向かって走り続け、全員無事に避難することができたというものです。
もし、自分が助かることだけを考えるのであれば、避難訓練なんて要りません。
強いものが弱いものを助け、お互いに助け合って、1人として犠牲者を出さない。そのために、万が一災害が起こったときに避難する訓練をする。それが避難訓練です。
ぜひ、この機会に、ご家族と災害が起こった時の避難について話し合ってください。