令和3年11月8日(月)児童集会講話
- 公開日
- 2021/11/08
- 更新日
- 2021/11/08
お知らせ
今年5月24日の児童集会で、水田と言われるようになぜ田んぼに水を入れるかという話をしたのを覚えていますか?
水を絶やさないためと、一面を水面にすることによって草が生えないためという話でした。
ところが、実りの秋を迎え、田んぼの稲穂が実る季節になると、いったん水を抜いて田んぼを干あがらせます。これは、なぜだか分りますか?
水田にして、水がたっぷりあるうちは、稲は根を伸ばしません。しかし、それでは、台風が来たら、ひとたまりもありません。
水を干あがらせることによって、稲は水を探しに根をのばします。
つまり大地にしっかりと根を張ります。
このことによって、台風が来ても倒れない稲になって実を実らせます。
このことは、みなさんに似ていませんか。
もしかしたら、みなさんは小さい頃は大事にされてちやほやと育てられたかもしれません。
でも、小学生になった今は、厳しさのなか根を張るときなのです。
厳しさを知らないと、しんどいことがあったとき、すぐにこけてしまう人間になります。
そうならないために、先生方はみなさんに厳しいことを言うときがあるのです。これは、みなさんにしっかりとした人間になってほしいという先生方の愛情だと思ってくださいね。
このあと、表彰状の伝達をおこないます。