♯平成28年度「がんばる先生支援」グループA研究 ♯学力の向上 2年生「ひょうしをかんじてリズムをうとう」
- 公開日
- 2016/07/26
- 更新日
- 2016/07/26
お知らせ
今年度、本校では、大阪市教育委員会より「がんばる先生支援」グループA研究に選定され、
効果のある学校づくりで児童のウェルビーイングを保障する
—主体的に活動し、他者と協働しながら学ぶ音楽科の授業づくりを
通した教師力の育成—
をテーマにして、研究活動に取組んでいます。
7月14日(木)の第5時限には、今年度第2回めとなる研究授業が2年生で行われました。
授業時間に先立っての「ぐんぐんタイム」では、子どもたちは昨年度の運動会で行ったバンブーダンスで楽しみました。昨年度よりもリズムを意識してうまく跳べるようになっていて、早速、子どもたちの成長が感じられました。
授業が始まりました。まずは、前時までに学習したリズムの復習です。「ドンカカ」「(ウ)ドドン」「ドン(ウン)」「ドコドン」「ドンドン」「ドコドコ」それらを全員じょうずに2回ずつ、パーランクを使って叩くことができました。
さあ、それでは今日の学習課題ですが、今日は、「くりかえしをつかって、おまつりの音楽をつくろう!」という課題です。リズムの作り方として、次のような指示がありました。
1.ペアで考える。 2.カードは4枚。 3.4つのへやに1枚ずつカードを入れる。 4.お気に入りのリズムは2回使う。 5.発表するときは2回繰り返す。
さらに、このことをみんながしっかりわかるように、先生方2人で実際にどんなふうにすればよいのか実演してみました。
いよいよ、2人組での活動開始です。カードを持って話し合い、練習し、またカードを並べ替える。こういったようすが各組で見られました。練習の時に声で拍子をとりながら叩いている組もありました。次第に練習に熱気が感じられるようになり、オリジナルのまつりの音楽が出来上がっていきました。授業の最後には、それぞれの2人組が作った音楽を発表し合いました。
研究討議会では、話合いの仕方がよかった点や、練習の時に、協働性が発揮されていたことなどが評価されました。一方で、子どもたちが他の組のリズムに対して、視点を明確にして相互評価させる必要があったのではないだろうかという、今後の研究にもつながる意見が出されました。
本田小学校の今村先生からは、音楽の授業が主体的・協働的・創造的に行われれば、すごいアクティブラーニングになると思う。その意味において、この授業は良い授業であるとご講評くださいました。また、授業観察・記録のとり方についてもご示唆いただきました。