学校日記

7月8日(月) 児童朝会

公開日
2019/07/08
更新日
2019/07/08

学校行事

《校長先生のお話より》
嬉しいなと思うことがあります。それは、朝、正門のところに立っていると、登校してくるみなさんからとても気持ちのよいあいさつの声が聞こえてくることです。そして、日に日に元気よくあいさつできる人が多くなってきているように感じます。素晴らしいことですよね。

昨日7月7日は「七夕」でした。七夕のときには、願い事を書いた短冊を笹に飾る風習が、昔から伝えられています。昨日、そのようなことをした人も多いのではないでしょうか。七夕の日に書く願い事は、きっとその人の目標になっていくのだと思います。そのような思いを常に胸に抱き、日々の生活を頑張ることが、願い事を叶える方法なのかもしれませんね。

七夕には、星にまつわる昔話があるのは皆さん知っていますか?「織姫」と「彦星」のお話です。この言い伝えは、中国から朝鮮半島に伝わり、日本へとやってきたと言われています。しかし、同じ星を見て、ヨーロッパにあるギリシャという国では、「わし」や「白鳥」、楽器の「こと」に見立てて、神様のお話をつくっていました。国や地域によって、いろんな見方、考え方があるんですね。文化の違いを知り、関心をもつことが、相手を知り、理解を深めていくことにもなるのだと校長先生は思います。

文化といえば、日曜日に大阪で初の世界遺産が誕生しました。世界最大級の墳墓である、「仁徳天皇陵」を含む、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されたのです。世界遺産に登録されるとは、過去から引き継がれたものを、これからも世界全体で守っていくものとして認められたということです。日本の世界遺産は、自然遺産と合わせると、今回で23件目です。私たち大阪が世界に誇る遺産として、たくさんの人々に知ってもらいたいですね。もちろんその前に、私たち自身が日本の文化について詳しく知っておくことも大事です。夏休みに時間があれば、世界遺産や、日本や世界の文化について調べてみるのもいいですね。校長先生ももっと勉強したいと思っています。みなさんの中でも調べる人がいれば、ぜひ教えてくださいね。