9月5日(木)不審者侵入を想定した避難訓練
- 公開日
- 2019/09/05
- 更新日
- 2019/09/05
学校行事
「〇〇の祖父ですが、忘れ物を届けにきました」
9時50分に鳴った職員室のインターホンから訓練は始まりました。不審者を想定した訓練にはこれまでも取り組んできましたが、今回の訓練は少し違います。教職員に不審者(警察官)の動きは事前に知らされていません。保護者を名乗る一見穏やかな来校者は、いつ行動が変容するか分からないといった設定です。このような場合、どの時点で不審者と判断するのかが難しく、通報や校内の周知のタイミングに迷いが生じます。今回の訓練を通して、実際に不審者が侵入した際に想定しておくべき新たな課題も発見することができました。
児童の命を守るため、本校では職員室や管理作業員室だけでなく、各学級に刺又を設置するなどして万が一の事態に備えています。今後もマニュアル通りの対応を行うだけでなく、多様な事態に備えて体制を強化し、学校としての防犯力を高めていきたいと思います。
今回の訓練では教職員だけでなく、教室で静かに待機した子どもたちも真剣に訓練に取り組んでいました。訓練後は西成警察の方による防犯教室が講堂で行われ、学校外で見知らぬ大人に声をかけられたときの対応や、大声を出して助けを求める練習などにも取り組んでいます。
かけがえのない命を守るための避難訓練は、今後も様々な想定で実施してく予定です。