学校日記

12月4日 5年障がい理解学習

公開日
2017/12/05
更新日
2017/12/05

学校行事

12月4日
西成区社会福祉協議会から、全盲の松本さんを講師にお招きして、5年生の児童が「目が見えないってどういうこと?」を学習しました。
松本さんが盲者になり、点字を一生懸命覚えられたことや、パラリンピックに向けて柔道の練習をされていることを教えていただき、児童たちに「物事に対して、一生懸命がんばってほしい。」と思いを伝えていただきました。
児童から松本さんへの質問では、「服はどうやって選びますか。」「食事で茶碗や箸などの場所はどうやって知るのですか。」など、松本さんの日頃の生活をお聞きしながら考えたことを質問していました。お話しいただいたことを、一言も聞き漏らさないようにメモする姿が多く見られました。

真ん中の写真は、松本さんを手引き(目の見えない、見えにくい方を道案内すること)する様子です。松本さんは「人二人ぶんの幅を考えて案内してくれたことで、ぶつかることがなかった。」と感想をおっしゃていました。
児童たちには「駅のフォームが一番危ない。もし白杖を持った人を見かけたら、『何かお手伝いすることはありますか。』と聞いてください。手引きをされると安心します。」とお話しいただきました。
視野狭窄と白内障の眼鏡をかけて写真を見たり、松本さんが日頃使われる点字盤やトランプなどを触らせていただいたりと、児童にとって大変貴重な経験となりました。