今朝は、２年生が体育館で学年集会をしていました。今日は、山下先生の講話です。

　山下先生のお話は「水になったワイン」でした。話のストーリーは次の通りです。

　昔々、フランスのある村の話です。お世話になったお医者様が仕事を辞めて自分の生まれ育った田舎に帰ることになりました。村人たちは感謝の気持ちを表すために、ワインをひとり１瓶ずつ持ってきて、大きな樽にそのワインを入れて渡すことにしました。

　先生は、樽いっぱいになったワインをもらい、大喜びしました。

　さして、田舎に帰った日、楽しみにしていたワインを飲んでみました。すると、樽に入っていたのはワインでなく、ただの水だったのです。

　さて、どうしてワインが水になったのでしょう。ワインの樽を誰かがこっそり盗んで、別の水の入った樽と取り替えたのか？ワインが自然と水になってしまったのか？

　そうです、自分1人だけが約束を守らなくても大丈夫と考えて、誰1人として樽にワインを入れなかったことが原因でした。

　自分1人ぐらい大丈夫って心はありませんか？しっかりと日頃の生活で心掛けてください。