グランドに建つ「振り子の塔」を本校に寄贈してくださいました田淵親吾様ご夫妻と弟様ご夫妻が、今日の午後本校をご訪問されました。
　地域の皆様も「振り子の塔」についてはご存知かと思いますが、１９８７年の日航機墜落事故でお亡くなりになった本校生徒のご遺族である田淵様が２０００年に寄贈されました。
　時とともに外壁等は錆が出たり、ところどころ塗装が剥げているところがありますが、内部は建てられた当時のままのようでとてもきれいな状態を保っています。内部の装置は「フーコーの振り子」と言われるもので、振り子は常に一定に振り続けるが、見かけ上はその位置が変わる。それにより地球が自転していることを証明するものです。
　長年装置の電源を入れていなかったので、正常に作動するかどうか不安でしたが、全く故障もなく振り子は電源を入れている限りいつまでも一定に振り続けていました。
訪問された田淵さんも10数年ぶりに「振り子の塔」をご覧になり、感激されていました。