正門横の梅が開花しました。
　きれいな紅白梅の色が、気持ちを温かくしてくれます。

　今朝もまだ小雪がちらちらする寒い日ですが、もうすぐそこに春が来ているんですね！

　「梅一輪　いちりんほどの　暖かさ」　服部嵐雪

　この有名な梅の俳句は、２通りの解釈があるそうです。

　本来は「梅の花が一輪、また一輪と咲くにつれて、だんだん寒さがやわらぎあたたかくなっていくなあ」という解釈で、春の訪れにワクワク心がはずむ明るい雰囲気になります。
　もう１つは「梅の花が一輪咲いて、あたりにはその一輪ほどのかすかなあたたかさがあるなあ」という解釈です。こちらは、まだ寒さが残るけれど、美しくかぐわしい一輪の梅にほのかなあたたかさを感じて、心をふるわせている様子です。