2学期 終業式
- 公開日
- 2019/12/25
- 更新日
- 2019/12/25
行事
まず、西垣先生から冬休みの過ごし方についてのお話と諸注意がありました。
続いて、表彰状の伝達がありました。
校長先生からのお話です。
2年間で一番長い学期が終わりました。2学期はたくさんの行事ありました。その行事を通して、仲間と協力し、高い目標に向かって努力を重ね、大きな成果を上げることができました。また、学習活動も最も多くの内容を学ぶ期間でした。「授業はいのち」を貫き、学習面においても成果とともに課題を見出し克服してきたことと思います。しかし一方で反省すべき点もありました。仲間との信頼関係や支えあう集団になってきたでしょうか。
セルフ・コンパッションという心の力を知っていますか。「自分に優しくすること」「ありのままの自分を受け入れ、大切にすること」を意味します。たとえば失敗をして落ち込んだ時、「自分ではなく友達が失敗したら、どのように声をかけるか」とイメージしてみる。そして、その言葉を自分に向けて声に出してみる。
また、他の人と比べて、違うことに注目をするのではなく、共通することに意識を向けるのも大事です。たとえば、失敗や挫折は自分だけがするものではなく、他人も同じように経験している。「自分だけがうまくいかない」ではなく「誰でもあることだ」と捉えることで、自分にはもちろん、他の人にも寛容になれる心のありようです。
セルフ・コンパッション力が高けれは、失敗や挫折を前向きに受け止め、成長につなげることができます。逆に自分を責めてばかりでは、成長も進歩もありません。
セルフ・コンパッションの心の力は「幸福感を高める」「ストレスを減少させる」「困難な状況を乗り越えていく心の力が高まる」ことにつながります。そしてその自分をしっかりと見つめることができる力は周りの仲間への優しさや思いやりの心となり、より良い人間関係を築いていくことになります。2学期に反省すべきことについて、セルフ・コンパッションの心の力を磨き、3学期には同じ反省がなくなるようにしていきましょう!
令和2年の新しい年が夢と希望のあふれる年となるよう、自分自身を振り返り、前向きな気持ちを抱き、3学期も頑張ってください。