3年人権学習 多文化の時代−これからを生きるために−
- 公開日
- 2014/11/14
- 更新日
- 2014/11/14
行事
中学三年生が社会人として活躍するころは、今の大人が経験しなかったような多文化の時代を迎えます。「国際理解」学習のしめくくりとして、多文化共生に関わり広く活動している 金光敏さんから<多文化の時代—これからを生きるために>というテーマでの講演を聴く機会をもちました。
キーワードは「自立」。それは、対話する力・コミュニケーション力。社会で生きていくということは一人では解決できないことを解決していくこと。人の力を借りなければ解決はできない。そのために必要なのが、対話する力・コミュニケーション力であることを金さんの経験を通して語られる内容は、わかりやすく明解でした。
<コミュニケーション力。相手に自分の意見を伝える力は、コミュニケーションをとることが難しい、あえて自分と意見が違う相手と関わることによってこそ培われる。それは、文化や背景が違う相手と積極的に関わり生きていくことでもある。>と金さんはいいます。
『まず、話がとてもうまくて引き込まれた。重要なところが重要だと分かるように説明してくださった。そして、「かき分けても、もぐっても、跳び越えてもいいから、自分と違う境遇の人をみつけてください・・・・・」みたいな?ことや。(中略)あまり多文化について興味なかったけど、話が終わった後に金さんの話をもっと聞きたいと思った。受験が無事終わったら(おわるかな・・?)コリアンタウンへ行きたいと思った。』(生徒の感想より)