東中日記

東中博物館 その5 学びの結晶

公開日
2014/12/09
更新日
2014/12/09

お知らせ


 東中博物館も5回目を迎えています。
教科として、少しでも理科に興味を持ち、学力向上につながるよう、先生方が創意工夫しながら、校内の各階に展示してくださっています。
ここは、1年生がいる5階の出窓の展示です。この結晶は、「ミョウバン」という物質で、結晶はきれいな正八面体になります。茄子の漬物のきれいな藍色を出すために、このミョウバンを糠床に入れたり、アジサイの根元に撒くことで青色をきれいに発色させたりします。
結晶を作るには、高温の飽和水溶液(もうこれ以上とけることができないくらいまで溶かした液体、高温程よく溶ける)をゆっくりと温度を下げることにより、だんだんとその温度で溶けきれなくなったミョウバンを再結晶化させることができます。大きな結晶だと手のひらにすっぽりと収まるくらいのができます、是非、家でもチャレンジしてみては?
 こんなことから理科に興味を持ち、理科が面白くなると思います。