全校集会の様子
- 公開日
- 2021/05/31
- 更新日
- 2021/05/31
行事
今日は剣道部の表彰がありました。大きな拍手が放送室まで聞こえてきて、皆さんの温かい気持ちが伝わってきます。
休日の試合に出場し、勝った人も、残念ながら負けてしまった人も、きっと保護者の皆さんや、周りの人たちの協力があったことと思います。周りの人の優しさに感謝しながら、今後も一生懸命頑張ってください。
さて、本校は今日「いじめについて考える日」の取組を行います。本来であれば5月10日に予定していましたが、コロナウイルス感染拡大防止対策のもと、本校では、今日、この後の道徳の授業・アンケートなども含め、皆さんと一緒に考える一日にしていきたいと思います。道徳では教材をしっかりと読み、真剣に考えてほしいと思います。
大阪市には約17万人の小中高校生がいます。この時期に、学校生活に慣れてきた中で、いじめについてしっかりと考えようという日です。そして、「いじめをしない・させない・許さない」という気持ちを、みんなで共有してほしいと思います。日本一の東中学校の生徒として、いじめを絶対に許さない集団であってほしいです。
平成23年に大津市で一人の中学生がいじめによって自ら命を断ちました。25年にいじめに関する法律ができ、今日まで、脈々と取組が続けられています。たとえば、NHKの番組では「いじめをノックアウト」という番組が続いています。
学校では、教育相談もその一つです。いじめの解決に向けて、先生たちは粘り強く行動しようと思っています。「誰かがやったら良い」ではなく「その誰かに私たちがなる」という気持ちを大切にしてください。スルーしていたことがあるのであれば、目を背けず、向き合ってください。一人ひとりが安心して登校できる、安全な学校を一緒につくりあげましょう。
最後に、アメリカ大統領のリンカーンのことばを紹介します。
「Where there’s a will, there’s a way.」
「意志あるところに道は開ける」
「こうしたい」「こうなりたい」という気持ちがあれば、きっと道は開けます。いじめが無くなることをあきらめず、誰かが困っているのを見て見ぬふりをせず、スルーする自分をスルーせず、行動しましょう。そして、自分を自分でコントロールする力を伸ばしましょう。どうか、東中生の一人ひとりが素敵な人に成長してください。
先生も、皆さんと、いじめを許さない学校を創っていきたいと思います。
今日は、道徳や学活でも取り組みます。困っている人に思いを馳せて慮って過ごしましょう。