フクロウ事件
- 公開日
- 2015/04/21
- 更新日
- 2015/04/21
お知らせ
今日の3時間目4階の渡り廊下を歩いていると、前のほうから「どかん!!」「バタッ!」という音が聞こえてきたので、何だろうと思い音のほうに急いで向かいました。な、何と廊下にフクロウがいたのです。どうやら、2年4組の前の窓から飛び込み4組の廊下側のガラスにぶつかったようでした。フクロウはしばらく動きませんでしたが、トイレの向こう側の透明の窓を見つけるといきなり羽ばたきそちらのほうへ飛んでいきました。しかしそこの窓も締まっており、またぶつかって廊下に落ちました。そのまま少し休んだ後、おもむろに羽を広げ、廊下をたいへん優雅に1組のほうへと滑空していきました。そのあとを追いかけましたが、すでにその姿はなくどうやら無事に窓の外に出たようでした。ふくろうは「森の物知り博士」とか「森の哲学者」などとして人間に親しまれています。しかし、木の枝で待ち伏せて音もなく飛び、獲物に飛び掛かることから「森の忍者」とも称されるように肉食の*猛禽類(もうきんるい)です。鋭いくちばしやかぎづめなどで生徒たちがけがをしてはいけないと心配していましたが、授業が終わる前に飛び去ってくれてほっとしました。 だれもけがもせず「福」をもたらしてくれたであ「ろう」この小さな事件が本日あったことを報告します。 *猛禽類(もうきんるい):鋭い爪と嘴(くちばし)を持ち、他の動物を捕食(または腐肉食)する習性のある鳥類の総称。