東中日記

〜感性を磨く〜書写講習会 1

公開日
2015/07/28
更新日
2015/07/28

行事

 今年で12回を迎える「生徒のための書写実技講習会」が、昨年に引き続き東中学校で行われました。
 小中学校での書写の目的は「美しく整った文字」を書くことですが、毛筆で文字をかくことは、文字の歴史を知り、生徒個々の個性を磨く学習活動でもあります。
 
 書家の福光敬祥先生のご指導のもと、半切の4分の1(書き初め時の紙の大きさ)の手本を半切の大きさの作品を制作しました。
 まず、手本と同じ大きさの紙で字形を知り、1回目、特大筆に墨がぼたぼた落ちるほど含ませ、紙にたたきつけるように書く。2回目は文字が紙からはみ出すほどに。そして3回目は書く速さに変化をつける。始めはねばるようにゆっくり、徐々にスピードをつけ短距離を走りきるように。