東中日記

東中百景 88 生け花「月々に月見る月は多けれど…」

公開日
2015/09/29
更新日
2015/09/29

お知らせ

玄関ホールにあるお花は、学校支援ボランティアの中村さんが生けてくださっています。
今回は、ススキ、ピンポン菊、白菊、りんどう、カーネーション、ユーカリを使った作品です。今回の作品タイトルは、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
「月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」(詠み人知らず)
「月」の意味(暦の月、天体の月)が巧みに使われており、遊び心が感じられる歌です。暦は天体の月の動きを基準に作られていたので、「月」というのは昔の人にとって特別なものだったのではないでしょうか? その他の歌にも「月」はよく登場しています。
 黄色の菊が綺麗な満月に見え、その月を周りがそれぞれの思いで見ているような、そんな風に感じられるとっても素敵な作品です。
いつも本当にありがとうございます!こうして見守ってくださる地域の方々への感謝の気持ちも、忘れてはいけません。