東中日記

東中百景〜日本画とともに 【大阪公立高校特別選抜学力検査】

公開日
2025/02/20
更新日
2025/02/20

お知らせ

今日は、大阪公立高校の特別選抜における学力検査が実施されます。本校からも10数人が受験します。先生方は職員室ですでにバックアップ体制をとっています。受験生の皆さんは、寒さ対策を施して、時間に余裕を持って会場に向かい、これまで蓄えてきた力を落ち着いて存分に発揮しましょう。
がんばろう 東中生!!

さて、新校舎4階はアートフロアー。美術室と第二美術室があり、廊下には生徒の作品が掲出されています。その廊下の壁に大河内正夫氏が創作した日本画を展示しています。大河内氏は校区にお住まいされていた時期があり、近くの公立高校で美術の教員としても活躍されておられた方です。生徒たちには、間近で、本物の日本画を鑑賞できるスポットができました。この作品は、学校協議委員を務めていただいているもとPTA会長様からのご厚意で、生徒たちに本物を身近に鑑賞させてほしいとの趣旨で掲示することになりました。ありがとうございます。壁一面の『御堂筋』という大作も展示候補でしたが、そちらの作品はその大きさ故に掲出する場所がなく断念しました。美術館等で展示されるときにはぜひ鑑賞ください。

以下は、「大阪人」2006年3月号を参考に記載しました。

大河内 正夫氏は、大正9年(1920年)生の日本画家です。金銀の箔と泥を重ねてははがし、その上を色彩で押さえこんだり、削ったりといった独自の手法による渋い輝きと迫力ある画風です。昭和23年、現「想画会」第1回展に初入選。昭和37年・38年・39年と三年連続して新作家賞を受賞。昭和45年には、大阪そごうにて個展も開催されています。