いじめについて考える日 1
- 公開日
- 2018/05/07
- 更新日
- 2018/05/07
行事
本日は全校集会から1時間目の学級活動にかけていじめについて東中学校全体で考える機会を持ちました。
始めに校長先生からのお話です。(抜粋)
入学、進級し、1か月、緊張感に包まれていた学校生活ですが、ゴールデンウィークが終わり、気がつけば、5月の中旬を迎えます。クラスにも慣れ、充実した楽しい日々を過ごせていますか。みなさんがそれぞれの場所で、学習や部活動などに力一杯頑張り、友達だけでなく、クラスの仲間、そして先生も含め、充実した楽しい日々を過ごせていたら校長先生はうれしいです。
さて、今日は大阪市のすべての学校で「いじめについて考える日」として、全校集会を開いています。それだけいじめは深刻な問題であり、他人ごとではありません。いつでも、どこでも、誰にでも起こる問題です。東中でもこれまで、いじめについて考え、絶対に許さない、起こさないために、今日もこの後ありますが、これまで生徒会を中心にさまざまな取り組みを進めています。この機会に改めて、みなさんには「いじめ」について考えてほしいです。(中略)自分は、軽い気持ちであっても、「冗談」や「ノリ」のつもりでも、その時、もし相手が笑っていたとしても、本当は深く傷ついているかもしれません。
そして、何よりわかっていてほしいことは、かけがえのない命、取り戻すことのできない命を失うこともあるということです。「いじめ」は、相手を深く傷つけ、命までも奪ってしまう行為なのです。
みなさんの学校生活ではどうですか。
自分が何気なく仲間に話している言葉や態度で嫌な思いや辛い気持ちをしている人はいないでしょうか。まず、自分が、いじめの加害者になっていないか見つめ直してほしいです。反対に、いじめを受けてつらい思いをして一人で悩んでいませんか。最初の一歩に勇気が必要かもしれませんが、ぜひ、友だちや先生に相談してください。先生方は、その気持ちに寄り添い、絶対にいじめを許さないという毅然とした姿勢で、解決に臨みたいと考えています。
さらに、自分のまわりにいじめを受け、困っている人はいませんか。たった一声のあたたかい言葉でその仲間は救われるかもしれません。気付けた自分の優しさを、今度は、声かけや周囲に知らせる勇気に変えてください。先生方はその声を待っています。
そして、何よりも一人ひとりの「いじめをなくしたい」という強い思いがなければ、いじめはなくなりません。先生方と皆さんが信頼関係を築き、手と手を取り合って、いじめのない、お互いを尊重し、支え合える関係を築き、全東中生が、安全で安心して過ごせる学校を築いていきましょう。それではこの後の取り組みを真剣に受け止め、いじめをゼロにするために、自分はどうしていくのか深く考えてください。
次に、生徒会から昨年度、文部科学省主催の「全国いじめ問題子どもサミット」で発表した内容の報告と、それをもとにした「いじめ撲滅」の提言がありました。