東中百景 その13
- 公開日
- 2014/08/29
- 更新日
- 2014/08/29
お知らせ
さて、ここはどこでしょう?
ここは、本校正門を入った左手正面、体育館側のところにあるモチノキです。
石標には「大阪市立船場中学校記念樹」「昭和63年3月」とあります。
現在の東中がこの地に設立されたいきさつを本校の沿革史で確認すると「昭和63年4月1日 旧東中学校と船場中学校の統合により、新しく大阪市立東中学校として旧東中学校の校舎にて発足」とあります。また、昭和63年4月18日、現在の地で新校舎の工事が着工、平成1年6月26日に開校式が行われております。
これらのことから、この記念樹は船場中学校の廃校の前月の3月に植樹され、その後、現在の東中へと移植された船場中学校最後の木といえます。
船場中学校のOBや地域の方々、歴代のPTAや校長先生をはじめとする先生方の船場中学校への思いのこもった大切な木であることがよくわかります。そういう意味でも、非常に重みのある木であるわけです。
本校の多くの木々の先頭にどっしりと鎮座し、元気に登校する東中生を現在もしっかりと見守ってくれています。
さて、東中百景ではこの間、校内にある旧東中や船場中の記念樹やモニュメントを年代ごとに紹介させていただきましたが、このモチノキが最後のご紹介になります。
以降は、現在の東中学校が現在の地に開校してから、卒業生が植樹された記念樹、や周年事業での記念樹等のご紹介になります、お楽しみに。