11/13 授業の様子
- 公開日
- 2025/11/13
- 更新日
- 2025/11/13
お知らせ
今日の授業の様子です。
今朝は早くからわかくさ学級の子どもたちがふれあいデイキャンプに参加してきました。教頭先生に元気よくあいさつして出発した後は、電車を乗り継いで現地まで移動します。帰ってきたときには少し疲れた表情ながらも、充実した様子でボッチャ等の体験活動に他校の生徒と共に取り組んだことを話してくれました。
一方、学校内では研究授業が続々と行われています。
1年生の数学では、タブレットPCを用いて図形の組み合合わせに挑戦です。日本古来の麻の葉模様が二等辺三角形を組み合わせて作られていることを確認した後、模様の中に見える大きな正六角形を今度は直角三角形を使って作り上げる課題に挑戦します。教科書の二次元コードを読み取って表示される図形の中に、直角三角形をどんどん移動させていきます。
上手に組み合わせることができた子どもは先生から、新しい図形で六角形を埋める課題をもらいます。新しい条件を与えられ、子どもたちは次々に挑戦し、新たな発想力を磨いてきます。この後もみな、頭をひねりながら、時間いっぱいまで挑戦していました。
2年生の数学では、平行な2直線の中にある角度を、一本だけ補助線を引いて求める問題に挑戦しました。担当の先生はたクラスの授業で行った研究授業の折に、周りの先生から受けたアドバイスをもとに、ブラッシュアップして今回の授業を作成しています。それもあってか、全部で7名の先生が今回の授業を参観し、学びあいを行っています。
まずはプリントを用いて補助線の引き方を模索します。答えは皆わかっているので、どうすれば、ほかの子どもが気づかない方法を見出せるか、たくさんの解法に気付けるか、熱心に取り組みました。周りの先生方ものぞき込んで励ます姿が見られました。
その後はタブレットPCを用いて全体説明用に見やすく図を作成します。黒板に描くだけでは記録を残すことができたいため、後々振り返りをするためにもタブレットPCは便利です。
いざ説明、という段階になると、たくさんの先生方の前では緊張するのか、それまでの積極的な活動から少しおとなしくなりましたが、それでも指名された子どもたちはいざ前に出て発表する段になると、わかりやすくしっかりと説明していました。
最後の授業はこちらも1年生の数学の授業です。こちらの研究授業では、日本古来の模様をアニメキャラクターを用いて説明した後、街中でも見られる様々な幾何学模様について紹介があり、アーガイルがらやチェック柄など、身近なところで見られる模様について紹介されます。通学路にもあるよ、都の先生の声掛けに、登下校中に歩いている正門前の歩道のタイルが六角形であることに気づきました。
そのあと、子どもたちはタブレットPCを用いて直角三角形を使って六角形を埋めていったのですが、先ほどのクラスと異なるのは、いかに複雑で、またきれいな模様を作ることができるかに子どもたちが挑戦したところです。一つできるとさらに高度なものに挑戦する、子どもたちの探求心を引き出しながら、授業が進みました。
がんばろう、東中生!