2年生の理科
- 公開日
- 2020/09/08
- 更新日
- 2020/09/08
2学年
今日は、先週に引き続き、化学実験です。
前回は、炭酸水素ナトリウムの熱分解、よく入試にも出る内容でとばすわけにはいきません。今日は、水の電気分解です。簡単な実験です。水酸化ナトリウムの危険性には詳しく説明しましたが、実験のやり方については教科書をよく読んですることと説明はほぼしていません。
ところが、私が初めて受けた質問が2つと初めて見た失敗がありました。水の電気分解では気体が発生し、その気体が何かを確かめるのに火のついた線香を使うのですが、「先生、線香にどうやって火をつけるのですか。」その生徒のテーブルには折れて短くなった線香がありました。なんと、マッチ箱で線香をこすってつけようとしたのでした。また、火のついた線香で気体を調べるのに、炎のついたままの線香を使う班がありました。火のついた線香とは炎を消して使うのですよ。そして、最後は「先生、線香の火はどうやって消すのですか。」振って消そうとした人もいましたが、蚊取り線香でも途中で消すのは水につけると次、使えなくなります。火のついた部分だけ、硬いものに押し付けて折ってしまえばいいのです。
今日は、今までに教えたことのない内容を教えました。