学校日記

全校集会 7/5月

公開日
2021/07/05
更新日
2021/07/05

普段のようす

 南中はいじめについて考えつづけます。

 いたずら、いやがらせ、ものをかくす、むしする。たたく、ける、お金をとる。身体的にも精神的にも被害をうける。それだけじゃありません。されたひとが、いやだと思うことはすべていじめです。
 みんないじめはいけないことだとわかっています。いいというひとは誰もいないのです。しかしなくなることはありません。
 どうしてでしょう?
 いろいろな理由があるのでしょう。そして、先生が考えていることをひと言でいうならば、それは「人の心が弱いから」だと思うのです。

 わが校の卒業生が最後の学年集会で、かつていじめられていた、先生もこわくて、ほとんど学校へは行けなかったことを言うことができたことがありました。その人は、南中でも同じようになるんじゃないかとこわかったのです。でも・・・
 部活動で話しかけられ、とてもうれしかったこと。
 みんなやさしくて、先生もやさしくて、いい人に出会えたこと。
 笑顔で過ごしていける時間がふえたこと。
 楽しかったこと。
 ありがとうという気持ち。

 そして、いじめをしていた人が「いじめてごめんなさい、いろんなことしてしまってごめんなさい」とみんなの前であやまることができたこと。
 お互いの気持ちを伝え合って。辛い過去を話すことができたのは、その学年が信頼しあうことができる学年集団だったからではないでしょうか。

 いじめは、本当につらいい、一生忘れることができないことです。いじめは人をずっと苦しめる。絶対にしてはいけないこと。そのことを、あらためて確認しましょう。
 ひとの心は弱いので間違うこともあります。そのとき「ごめんなさい」と言うことができる。やりなおすことができる。大切なことです。
 いじめをなくすには、すばらしい学年集団をつくることです。みんなの力をあわせて、安心安全の学校生活をつくっていってください。

 南中ではいじめに関するアンケートも実施しています。いつでもどんなことでも、おはなししてください。