学校日記

朝礼講話 9月22日 (月)

公開日
2014/09/22
更新日
2014/09/22

山崎校長は絶好調

今日は本校にとってとてもうれしいことがあったので、その報告と表彰の伝達から行いたいと思います。

野球部が、昨日、舞洲で行われた大阪市秋季総合体育大会軟式野球の部で、みごと優勝をはたしました。

ほんとうによく頑張りました。おめでとう。

野球部がウォーミングアップをしているときには、吹奏楽部が演奏してくれた西中の校歌が流れていました。

選手のみんなを力づけてくれたことと思います。

吹奏楽部の皆さんも、ありがとうございました。

また、2年生の渡邉健人くんは、バトミントンの部で大阪市準優勝というすばらしい成績を挙げました。賞状とメダルを伝達したいと思います。

バレーボール部の皆さんは、残念ながら敗れてはしまいましたが、その頑張りとチームワークは誰しもが認めるところです。

このように、みんながいろんな面でがんばってくれることは、本当にうれしいことです。

先生も野球部の観戦をして、顔が真っ赤になってしまいましたが、勲章のような気がしています。

さて、今週の金曜日、いよいよ体育大会です。各学年とも、体育大会に向けて練習に励んでいます。

先生も、30年以上教員をしていますから、いろんな学校で体育大会を経験してきました。

その経験の中から言えることは、見ている人に本当の感動を与えるのは、全員が心を一つに、真剣に全力で取り組んでいる姿です。

そして、真剣に全力で取り組めば、みんなの中には、きっと大きな達成感が得られると思います。

特に、3年生のみんなにとっては、中学校最後の体育大会です。すばらしい演技を見せてくれることを期待しています。


8月の終わりに、軟式の高校野球で、岐阜の中京高校と広島の崇徳高校が0-0のまま、試合が決まらず、3日間にわたって延長戦を続けたというニュースを覚えていることと思います。

結局、延長50回で中京高校が勝ちましたが、両校とも一人の投手が連続で投げ続けました。

ニュースで解説者が、「両投手とも体力とともに心が強いです」と話していました。

体力があっても心が弱ければ負けてしまいます。体力を支えるのが心のスタミナですこの心のスタミナを身につけるための、最大の敵は「わがままな心」です。

体育大会でなぜ、行進をするのか、団体体操をするのか、学年競技をするのか。

それは、それらを通じて周りのみんなと合わす心、協力する心、我慢する心をしっかりと学ぶことを通じて、心に十分なスタミナを蓄えた人間として成長していくためです。

自分のわがままな心を律して周りのみんなと同じ行動をとることは、自分の心の硬さをとり、ちょっとしたことでキレない、やわらかな心を作っていきます。

そして、困難に出会ったときに「折れない強い心」を作っていきます。

このように心のスタミナは、将来の皆さんをいろんな困難から守る、皆さんにとってとても大切なものになります。

心のスタミナを身につけるためにも、体育大会に向けてしっかりと取り組みましょう。