朝礼講話 9月29日(月)
- 公開日
- 2014/09/29
- 更新日
- 2014/09/29
山崎校長は絶好調
すがすがしい1週間の始まりになりました。
体育大会の最後の講評でもお話しましたが、みんなのがんばりで、すばらしい体育大会ができたのではないかと思います。
特に、3年生は、1・2年生にいい伝統を引き継いでくれたと思います。
3年生のみんなも、当初は「こんなんできへん」という声もありましたが、先生方の指導のもと、練習を積み重ねることで、見ている人に感動を与えられる演技ができたのではないかと思います。
この練習を積み重ねる過程が大切なことだと思います。
ひとつお話を紹介したいと思います。
ある靴の販売会社が新たな販路を見つけるために、アフリカのある国に二人のセールスマンを派遣しました。
しばらくして、一人のセールスマンから、会社に電話がありました。
「だめですよ。ここの人はみんな裸足です。こんな国では靴なんか売れませんよ」という報告でした。
もう一人のセールスマンからは、「この国はすばらしいですよ。誰一人靴を履いていません。うちの会社の靴の素晴らしさを知らせたら、どんどん売れますよ」という内容でした。
同じ場所、同じ仕事をするにしても、人によってこれだけ考え方は変わります。
前者の人は、マイナス思考、後の人はプラス思考といいます。
もちろん、どちらの人が成功するかは明らかでしょう。
では、プラス思考をするためには、どうしたらいいでしょう。
一つの方法として、「でも」と考えるか、「では」と考えるかということです。
どういうことかと言うと、「今からでもできる」と考えるか、「今からでは無理」と考えるかによって、大きく変わるということです。
3年生が組体操の練習を始めた時、「今からでは無理」とみんなが思っていたら、成功はなかったでしょう。
「今からでも練習すればできる」という気持ちを持って練習したから、立派な演技ができたのではないでしょうか。
みんなの話を聞いていますと、「私には無理、できない」と最初から努力をあきらめている人が多いように思います。
3年生は、進路を決定する時期が刻々と近づいてきています。
「今からでは無理」と考えるのではなく、「今からでもやればできる」という気持ちをもってがんばってほしいと思います。