学校日記

始業式講話 1月7日(水)

公開日
2015/01/07
更新日
2015/01/07

山崎校長は絶好調

あけましておめでとうございます。

終業式で、

「継続して流れ続ける時間に区切りをつけ、これまでを振り返り、新たな目標を持って取り組んでいけるのは人間だけができることで、人間が自らを向上させていくための知恵だ」

という話をしました。

この年末年始で、しっかりと1年間を振り返り、「一年の計は元旦にあり」という通り、皆さん一人一人が新年の決意を新たにしたことだろうと思います。


皆さんには平等に時間が与えられています。

目標に向かって時間をどう使うかは自分自身にかかっています。

三日坊主とならないよう、新年の決意をしっかりと胸に頑張ってほしいと思います。


さて、2015年、平成27年の未(ひつじ)年です。

干支というのは、十干と十二支の組み合わせですから、今年は乙(きのと)と未(ひつじ)の組み合わせで、乙未(きのとひつじ)ということになります。

人間と羊の結びつきは非常に強く、約1万年前には家畜として飼育されていたといわれています。

また、眠れない時に「羊を1匹、2匹…」と数えたらよいといったことも聞いたことがあると思います。

これについては、「ほけんだより」1月号に書いてくださっていますから、それを参考にしてください。

さて、羊の英語はシープですが、この単語は気をつけなければいけません。

というのも、「シープス」という複数形がないからです。

羊は複数でもシープです。

なぜかというと、群れをなす生物は、単数・複数同形で語尾にSがつかないことがあるからだそうです。

fish などもそうですね。

羊は群れになるといいましたが、羊にはあまり主体性がないそうです。

誰がきめるのかはわかりませんが、群れを率いる1匹についていくそうです。

だから、小さな牧羊犬1匹で簡単に群れを動かせるのだそうです。

羊はそれでいいかもしれませんが、我々人間は自分の考えを持たず人についていくだけではいけません。

いかなる状況にあっても、自分でしっかりと物事を考え、自分で判断できる姿勢を持って、この1年を過ごしてほしいと思います。

さて、今日から三学期が始まります。

三学期はまとめの学期です。

まとめの学期としてふさわしい学期になるように、学習面でも生活面でもしっかりと充実をさせ、4月からの新しい年度にしっかりと次のステップに踏み出せるようにしてほしいと思います。

3年生はいよいよ進路決定の時期です。

2月には私立高校、公立の前期試験、3月には公立の後期試験です。不安と緊張でとても苦しい時期だと思いますが、人生最初の自分の力で乗り越えていかなければならない壁です。

しっかり乗り切ってほしいと思います。

「一月はいく、二月はにげる、三月はさる」と言われます。時間が過ぎるのが速く感じられるということです。

3学期はあっという間に過ぎてしまいます。

一日一日、一時間一時間の授業を大切に、次のステップに向けて充実した3学期にしてほしいと思います。

以上で始業式の話を終わります。