早いもので2月も半ばになりました。

先週は、私立高校の入学試験が行われました。

合格した皆さん、おめでとう。

なかでも、私立高校に進学が決まった3年生のみなさんは、張りつめていた緊張が解けてほっとしていることと思います。

しかし、これから、公立高校の前期選抜、そして、3月の後期選抜に挑む仲間がいます。

緊張が続く仲間が大勢いるわけです。

考えれば、どのような態度で過ごせばいいのかわかるはずです。

後輩たちも見ています。

さすが、先輩といわれるように、残された中学校生活を有意義なものとしてほしいと思います。

さて、2年生、1年生の皆さんに高校入試について少しお話をしておきたいと思います。

来年、2年生が受験する公立高校の入試から制度が大きく変わります。

これから、時期が来れば各学年で先生方からお話があると思いますが、大まかな点について少しお話をしておきたいと思います。

高校には、私立、公立といって、私立の高校と公立と言われる大阪府立や大阪市立の高校があることは知っていると思います。

私立の入試は来年も大きく変わりませんが、公立高校の入試制度が変わります。

一番大きく変わる点は前期試験です。

3年生は今日、前期選抜の出願をしますが、現在の制度では、前期選抜と後期選抜に分かれているものが、来年は特別選抜と一般選抜という二つになります。

特別選抜では、音楽科や演劇科、体育に関する学科など実技試験や面接のある特別な学科のみが2月に試験が行われ、その他の学科は一般選抜ということで3月に試験が行われることになります。

特別選抜は全体の約5%、残り95%が一般選抜を受けるということになります。

つまり、簡単に言うと、公立の試験は原則1回になるということです。

学力検査も5教科が基本になります。

もう一つ大きな変化は、これまで3年生は10段階の評価でしたが、来年からは、今2年生1年生が付けてもらっているのと同じ5段階の評価が、調査書に記載されるということです。

これは、現在と同じように9教科すべてが記載されます。

入試が当日の試験だけで決まると思っている人はいないと思いますが、中学校での日々の頑張りが大切なことは変わりません。

いつも言っているように一時間一時間の授業をしっかりと受けることが大切です。

3学期も半分が過ぎました。

各学年のまとめの時期でもあります。

しっかり頑張ってください。