1月17日(月)全校朝礼
- 公開日
- 2022/01/18
- 更新日
- 2022/01/18
校長室だより
おはようございます。
先日、トンガ諸島で海底火山が噴火し、日本でも漁船が転覆したり沈没するなどの被害がありましたが、今日1月17日は阪神・淡路大震災が発生した日です。正式な名称は兵庫県南部地震と言いますが、27年前の朝の5時46分に発生し、大きな被害がもたらされました。27年も前のことなので皆さんは生まれる前のことですし、30歳くらいまでの人も記憶はないと思います。
27年前の私は高校2年生の担任をしていて、その日は修学旅行に出発する前の日でした。
朝の激しい揺れとともに目が覚めて、すぐに学校に出勤しました。通勤途中に、駅と駅の間で不自然に止まっている電車を見て、ただ事ではないことを実感しました。その日、大阪の学校は全て休校となり、学校に到着してすぐにクラスの生徒に安否確認の電話をして、昼頃までにすべての生徒が無事であること確認できました。午後になって交通手段などの復旧の見通しが立ち、翌日からの修学旅行を予定通り実施できることが決まり、再びその連絡をクラスの生徒全員にしました。
翌日は修学旅行に7時過ぎに学校をバスで出発しましたが、被災地に支援物資を運ぶ自動車で大渋滞が起こっており、午後2時ころにやっと京都にたどり着き、目的地の長野県に到着したのは深夜でした。
幸いなことに、私のいた学校は修学旅行も実施でき、生徒や生徒の家族にも人的な被害はありませんでしたが、家が壊れて、半年くらい不自由な生活をした生徒はいました。当時大阪ではどの学校にもそういった生徒はいたようです。
私の27年前の経験はそれほど厳しいものではなく、生徒や学校関係者、知人や友人も無事でしたが、不自由な生活を余儀なくされた方は多くいました。
被災の経験を忘れずに後世に伝えることはとても大事なことです。「忘れない」という事が多くの方から言われています。そのために映像や資料などで被災の記録や教訓を学ぶことも大事ですが、皆さんの保護者や親類の方でも27年前の阪神淡路大震災での被災した経験などをお持ちの方もいると思います。そういった身近な人の経験を聞くことも「忘れない」ためには大事だと思います。どうぞ皆さん、今日は家に帰ったら家族の人から27年前の経験など聞いてみて、「忘れない」ために自分なりに考えを持てるようにして下さい。