2月7日(月)全校集会 立春
- 公開日
- 2022/02/09
- 更新日
- 2022/02/09
校長室だより
おはようございます。
先週2月3日の木曜日は節分でした。節分とは文字通り「季節の分かれ目」です。節分の翌日 2月4日(金)は季節が春になる立春でした。
「季節の分かれ目」という意味では、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前の日は全て節分なのですが、現代は立春の前の日の節分だけが生活の中で残っています。
また、今年の節分は2月3日でしたが、50年か100年に1回くらいは、その日が前後に変わります。去年は立春が2月3日だったので、節分が2月2日になりました。なぜそうなるのかと言うと、立春は地球の公転の位置で決まるからです。太陽の周りを公転する地球の春分の位置を0度とすると、立春、立秋や夏至など、いわゆる24節気は春分から15度ずつ公転の角度が進んだ時に訪れます。冬から春になる立春は春分から315度進んだ時になります。ちょうど315度進んだ瞬間が、今年は2月4日(金)の朝5時51分だったのです。この5時51分という時間は、国立天文台が発表しています。
節分の話が立春の話になってしまいましたが、節分をインターネットで検索すると「豆」とか「恵方巻」」とか「鬼」とか、いろんな関連用語が出てきてその由来や根拠がわかり、「そうなのか」「そういうことだったのか」と理解できます。
皆さんも、身の回りにはいろいろな「なぜ」や「なんで」という疑問があると思います。そういった疑問を調べていくと、いろんなことがつながって理解できるようになり、知識や理論が身につきます。皆さんも、ぜひとも目の前のいろんな情報や現象に疑問を持ち、知識を増やしていってください。
さて、今が1年で一番寒い時です。コロナ対策だけでなく健康管理のためにも、マスク着用や手洗いをしっかりして、規則正しい生活を送ってください。多くの3年生は今週末には私立入試を受けると思います。頑張ってください。