野球部は昨日、大阪中学校軟式優勝野球大会の５回戦に臨みました。


結果は３対７で敗れ、参加校約３８０校の中でのベスト３２で、西中野球部の夏が終わりました。


相手校は春の大阪府大会の優勝校でしたが、西中らしさを発揮できれば勝機はあると思っていました。
試合は、初回から四死球とエラーが絡んで常に劣勢の展開でしたが、中盤まで粘り一点差で終盤を迎えました。
しかし、大事な場面で守備のミスが続き、攻撃でも焦りが見えて、最後は力尽きました。


間違いなく勝つチャンスはありました。
しかし、そこでミスが出て勝てないのが今のチームの実力でした。

またこの日は第１試合で、色々な時間に余裕があったにも関わらず、ウォーミングアップや試合開始直前になって、あれがない、これがない、用意できていない、というようなことがいくつもありました。

気が抜けていたわけではないと思いますが、そうした部分の心の隙ももしかしたら勝敗に影響したのかもしれません。



悔しさの残る最後の試合でしたが、今大会の頑張り、そしてこの１年間の頑張りは立派なものだったと思います。



３年生５人、全部員でも１８人という少ないチームですが、人数を感じさせない元気とガッツで頑張ってきました。


昨夏の新チーム発足時は、正直なところ１年間で公式戦１勝できたら良いなぁと思っていたぐらいで、心も体も技術も全てが未熟なチームでした。


そこから日々の練習を頑張り、秋季総体こそ２回戦敗退でしたが、秋の３ブロック大会では見事に優勝、ブロックチャンピオン大会でも健闘し、大阪市の準優勝までいくことができました。

春は惜しくも３回戦で敗れましたが、強豪校とも戦える手応えを掴むことができ、夏に向けての活力になりました。


あの未熟だったチームが、この夏は本当に頑張り、大阪府優勝、近畿大会を本気で目指すところまでレベルアップすることができました。


最大の目標は達成できませんでしたし、強いチームになれたかどうかはわかりません。

ただ一つ、良いチームになったということは自信を持って言えます。


これで３年生は引退となりましたが、引退するだけで退部するわけではありません。
これからも大切な野球部員です。
後輩達の良いお手本であり続けるとともに、それぞれの次のステージに向けて、学校生活を頑張っていってほしいと思います。


最後になりますが、保護者の皆様、毎度たくさんの応援とサポートをありがとうございました。
部活動は、選手達の頑張りはもちろんですが、保護者の方々の協力がないと成り立ちません。


選手達が何不自由なく大好きな野球に打ち込むことができたのは、間違いなく保護者の方々のおかげです。


一緒に万博、近畿大会、全国大会の舞台に行きたかったのですが、力不足で申し訳ありません。

コロナの影響で無観客試合が多かったり、色々なご迷惑をおかけしたと思います。

でもどんなときも、西中野球部を熱く優しく応援していただき、本当に力になりました。

ありがとうございました。