8月25日(木)始業式あいさつ
- 公開日
- 2022/08/26
- 更新日
- 2022/08/26
校長室だより
夏休みには部活動をはじめ、多くの皆さんが頑張って取り組み成果を上げてこられました。
8月19日のブロック音楽会では吹奏楽部の演奏を聴きましたが、音が明るくて、のびのびとした演奏は、素晴らしかったです。他の部も、例えば試合で部員数の多い他の学校に試合で勝つなど、素晴らしい実績を残してくれました。
これから始まる2学期は、文化発表会、体育大会をはじめ多くの行事が皆さんを待っています。どの学年にとっても2学期はとても大切な時期です。また大変な時期でもあります。
この2学期に皆さんに自覚して大切にしてほしいことは、一つは「責任を果たす」ということです。行事や学習に取り組む際に、皆さんにはいろんな責任がかかってきます。部活動や生徒会・委員会活動などの中心としての責任、何かのリーダーとしての責任、自分の将来に向けての責任、周りの人の期待に対する責任など、一人ひとり異なると思いますが、何かの責任を果たしていくことが求められていると思います。
「責任」という言葉は、「責任は重い」というように、重苦しい、つらいもののように感じるかもしれません。責任はないほうが良いと思っている人もいるかもしれません。でもそれは誤りです。「責任を感じる」ということは、人から期待されていることの現れだからです。逆に「責任を感じることがない」ということは、人から何の期待もされてないということと同じです。責任がなければ、頑張っても頑張らなくても、何をしてもしなくても結果は同じ、怒られることもないけど、誰もほめても認めてもくれません。つまり「責任がない」ということは、人から期待されていない事であり、それはとても残念な事だと思います。いろいろな行事や取り組みのある2学期に、皆さんには「責任」や「やりがい」を感じながら、十分に力を発揮して取り組んでいただきたいと思います。
一方で、人には能力の限界もあります。どんなに頑張ってもどうしようもない事もあります。また、「運」にも左右されます。それで悩んだり、しんどくなったりしてしまうこともあります。そんな時は、一人で抱えずに「困っています」「しんどいです」と友達でも、親でも、先生でも、誰にでもいいから相談してください。「困った」「助けて」と相談し、助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。むしろ、そう言える事はとても大事なことですし、人に助けてもらえる人こそ強い人です。皆さんには、悩みを一人で抱え込まずに、相談やヘルプを求めることができる、強い人になってほしいと思います
2学期の皆さんの活躍を期待しています。