朝礼講話 9月30日(月)
- 公開日
- 2013/09/30
- 更新日
- 2013/09/30
山崎校長は絶好調
2学期の大きな行事の体育大会が終わりました。
当日の講評でも言いましたが、失敗もありましたが、全体的にはみんなの頑張りで充実した大会になったのではないかと思います。
地域の方からも、最後まで頑張る姿は立派でしたとお褒めのお言葉も頂戴しました。
特に、3年生の組み体操は、当初「こんなんできへん」という声が聞こえてきていましたが、見ている人に感動を与える演技ができたのではないかと思います。
こんな話があります。
ある靴の販売会社が新たな販路を見つけるためにアフリカのある国に二人のセールスマンが派遣させられました。
しばらくして、一人の社員から会社に電話がありました。
「だめですよ、ここの人はみんなはだしです。こんな国では靴なんか売れませんよ。」
という内容でした。
もう一人の社員からは、
「素晴らしいですよ。この国は。ここの人はだれ一人靴をはいていません。靴のよさを知らせれば、どんどん売れますよ」
という内容でした。
同じ場所に同じ仕事で行っても人によって考え方はこれだけ変わります。
後者の人の考え方をプラス思考、ポジティブシンキングともいいます。
前者の人のことをマイナス思考、ネガティブシンキングです。
もちろんどちらの人が成功するかは明らかでしょう。
では、プラス思考になるためにはどうしたらいいのでしょう。
一つの方法として、「でも」と考えるか、「では」と考えるというお話をしたいと思います。
どういうことかというと、「今からでもできる」と考えるか、「今からでは無理」と考えるかによって、大きく変わるということです。
3年生が組み体操の練習を始めた時、みんなが「今からでは無理」と考えていたら、成功はなかったでしょう。
「今からでも練習すればできる」という気持ちを持って練習したからではないでしょうか。
みんなの話を聞いていますと、「私では無理、できない」と最初から努力をあきらめている人が多いように思います。
3年生の人たちは、進路の決定の時期が近づいてきました。
「今からでは無理」
と考えるのではなく、
「今からでもやればできる」
という気持ちを持ってがんばってほしいと思います。