朝礼講話 1月20日(月)
- 公開日
- 2014/01/20
- 更新日
- 2014/01/20
山崎校長は絶好調
朝礼講話
大変寒い日が続いています。今日、1月20日は大寒です。
これから2月3日の節分、そして、4日の立春までの間が、「寒の内」とも言われ、1年の内で最も寒い時期だと言われています。
朝、暖かい布団から出たくないという気持ちは誰もが持つと思いますが、気合いを入れて遅刻をしないように頑張ってほしいと思います。
また、先週からインフルエンザにかかる人が何人かでてきています。手洗い、うがい、換気など、健康管理にも十分に気をつけてください。
さて、朝起きるのがつらいという話をしましたけれど、みんなは朝どのようにして起きていますか。
目覚まし時計を使っておきている人、家の人に起こしてもらっている人が大半かと思います。目覚まし時計に頼らず、自分で起床時間を意識して自発的に起きている人はいますか。ほとんど、いないのではないでしょうか。
中学生、高校生の授業中の居眠りが多いということから始められた研究ですが、1日5時間の短めの睡眠を4日連続でとって、寝不足の状態で数字に反応してボタンを押すテストをして、覚醒度、頭がすっきりしているかどうかを比較した調査があります。
目覚まし時計に頼らず、自発的に目覚めた方が、反応時間が朝で12%、眠たくなる午後2時で20%も短くなる、つまり、頭がさえた状態になるという結果でした。
ということは、自発的に目覚めれば、1割から2割増しの覚醒度が得られるということです。また、目覚まし時計に頼らずに起きる人は、副腎皮質刺激ホルモンの分泌が起床1時間前から高まるなど、体があらかじめ準備をするそうです。
その日が試験の日なら、それだけ頭が冴えて実力が発揮できるということです。
起きる時間を強く意識する訓練を1週間続けると、8割ぐらいの人が目標時間の前後30分以内で目覚めることができるようになるという研究結果があります。
特に、3年生の人は、入学試験が近づいてきています。十分な睡眠がとるのがもちろん一番いいですが、とれない場合でも、自発的に目覚めることで、1日の覚醒度を高めることができます。
ぜひ、寒いこの時期だからこそ、目覚まし時計にたよらない生活をためしてほしいと思います。