朝礼講話 1月27日(月)
- 公開日
- 2014/01/27
- 更新日
- 2014/01/27
山崎校長は絶好調
おはようございます。
大変寒い日が続いています。
始業式のお話で「1月はいく、2月は逃げる、3月は去る」といってこの3カ月は大変時間が立つのが早く感じる時期ですよとお話ししましたが、今日は1月の27日、あっと言う間に1月も終わりに近づいてきています。
さて、3年生の皆さんは私立高校を受験する人はいよいよ明日が出願です。
本番が近づいてきました。自分の進路を自分の手で勝ち取る時期に来ました。がんばってください。
今、中学生が100人いるとしたら、統計的に見ると大阪の場合、98人が進学します。
就職する人は1名です。高校などに進学した98人のうち、14名が途中で退学しています。
途中で退学すると正規に就職することは大変です。
少し現実的な話ですが、フリーターと呼ばれるアルバイトの時給は約850円と言われています。
もちろん、ボーナスもありません。高校を卒業して正規に会社に就職した人の年収、1年間にもらう給料との差は約200万円になるそうです。
どれだけ差がつくかわかりますね。
「どんなタイプの生徒が高校を中退するのか」という高校の先生に尋ねた調査があります。
第1位は時間にルーズな人だそうです。
遅刻する、提出物の期限を守らない、忘れ物が多い、こういう人ですね。
これは、会社を途中でやめる人の原因と同じだそうです。
第2位は、「人の話がきちんと聞けない人」です。
人は他の人の話を聞いて判断力を高めていくわけです。それゆえ、簡単に学校をやめてしまうという間違った判断をしてしまいがちになるのです。
最後に、もうひとつ「自分でものごとを考えようとしない人」だそうです。
しっかりと考えないで、友だちの話にながされてしまう、あるいは、何も考えずに行動してしまう、こういうタイプの人ですね。
「遅刻するな」「時間を守れ」「人の話を聞け」「考えて行動せよ」どれをとっても当たり前のことです。
簡単にいえば、当たり前のことを当たり前にできるようにならなければ、社会で通用しないということです。
時間、人の話、考える、この三つのことを心に留めておいてほしいと思います。