学校日記

2年生 学年集会

公開日
2017/06/15
更新日
2017/06/15

72期生の思い出

木曜日は2年生の学年集会の日です。

保健室の上田先生から、手洗いの固形石鹸を、衛生面を考慮してポンプ式の液体石鹸に変更したという話がありました。いたずらすることの無いようにしましょう。

続いて、3週間の学校実習を終えるにあたって、大阪教育大学連合教職大学院の家倉先生からのお話がありました。


おはようございます。
今日で、先生の3週間の実習は終わりとなります。今日は、3週間の実習を通して私が正直に感じたことを話したいと思います。私にとっても、今回の実習は「挑戦」がテーマだったと思います。私は、英語教育をどうにかしたい!と思って、大学院で勉強し、西中に実習に来ました。英語という科目は、紙とペンだけでは学べません。それは、自信を持って断言できます。なぜなら、英語は、人とコミュニケーションを取る道具の1つです。だから、授業の中でも言語活動を取り入れて、英語を使ってみる場面を取り入れることがとても大切だと思っています。けれど、正直、実習の場で、自分の理想とする授業を実際にするのは難しかったです。自分の理想と現実のギャップに悩みました。
先生は、授業の多くを「英語」でしましたが、みんなが「よく分からない」と思っていることも重々分かっていました。全部、日本語の方がいいのかもと思いました。また、用意した授業をこなすことで精一杯で、毎回、実は緊張しながら授業していました。授業の活動もすべてがうまくできたわけではなく、常に授業が終われば、「これでいいのか」と自分に問いていました。自分の理想と自分の実力との差が悔しかったです。正直、人のせいにしたかったです。
けれど、結局は、みなさんと授業していく中で、みんなが自分には何が足らないのかを教えてくれたと思います。そして、私も、毎朝、「現状維持は怠愚なり」という言葉を見ては、自分に「あかん、あかん」と心で唱えました。この実習が終わっても、先生は、やはりまだまだ勉強し続けたいです。英語を通じて、みなさんの世界が絶対に広くなることを知っているからです。
だから、私も挑戦し続けます。
1年生の頃と比べて、2年生になった皆さんは、学校にも慣れて「ゆるんでいるな」という印象があります。みなさんは、何に挑戦し、何に悩みますか。その現状維持でいいんでしょうか。常に自分に問いかけて、残りの日々を過ごしてほしいです。
以上です。