学校日記

朝礼講話 3月10日(月)

公開日
2014/03/10
更新日
2014/03/10

山崎校長は絶好調

3学年がそろう全校集会は今日が最後となりました。

3年生にとっても最後の学年集会です。

先週の金曜日、恥ずかしいですが、私は2回泣きました。

泣くと言うのは少しオーバーかもしれませんが、涙が出ました。

午前中、西高校の卒業式に行ってきました。

規律正しい厳粛なすばらしい卒業式でした。

卒業生が答辞を読んだのですが、本当に心がこもっていて、思わずジーンときてしまいました。

2度目の涙は、本校で行われた卒業生を送る会です。

1・2年生の呼びかけも合唱もすばらしく、感動して思わず涙があふれてきました。

3年生の心にしっかりと残ったことだろうと思います。

あういう場面を見せてもらうと、本当に教師になってよかったなぁと思います。

ありがとうございました。

さて、私たちが、「おぎゃー」と生まれて年をとって亡くなるまでに出会うことのできる人は、職業やその他の条件によってもちがってきますが、平均して2万人ぐらいと言われています。

現在、日本の人口が約1億2千万人です。

一生かかっても2万人にしか会えないのです。

だから、ここにこうして西中学校で同じ時期に学んだということは、確率的には奇跡的に近いものがあるわけです。
 
千利休が茶道の心得を説いた言葉に「一期一会」という言葉があります。

漢数字の一に三学期の期、もう一回一を書いて、人と出会うというときに使う、会うという字を書きます。

どういう意味かと言うと「人と出会う時には、この人ともうこの世で出会うことはない、それくらいの気持ちをもって向き合うことが大切だ。
もう、この人と出会うことはない、これが最後なんだと思い、その出会いをたいせつにしよう」ということです。

簡単にいえば出会いを大切にしようということです。

先生も、人との出会い、縁というのはとても大切なものだと思います。

先生も、これまで多くの人と出会い、縁をつないできたことで今があると思っていますし、支えられ助けられてきたと感じています。人は、けっして一人では生きていけません。

皆さんは、この西中学校で出会ったわけですから、今後もこのいい縁を大切にして、つないでいってほしいと思います。

3年生は、それぞれ違った進路に向かって進んでいきます。

そこでも、たくさんの新しい出会いがあるだろうと思います。

「一期一会」、これからも出会いを大切にしてほしいと思います。

いよいよ金曜日は卒業式です。

みんなで力を合わせてすばらしい卒業式にしましょう。