修了式講話 3月24日(月)
- 公開日
- 2014/03/24
- 更新日
- 2014/03/24
山崎校長は絶好調
修了式講話
平成25年度の修了式を迎えました。
4月から学年が一つずつ繰り上がりますが、次の学年に進むのにふさわしい自分になっているか、自分を冷静に見つめ、振り返ってみてください。
2年生の皆さんは、いよいよ義務教育の最終学年です。
進路を決めるための大切な1年になります。
先日の全校集会でもお話しした通り、しっかりと準備をして、4月には進路選択に向けてスタートが切れるようにしておいてほしいと思います。
1年生の皆さんは、後輩が入ってきます。
部活動でも先輩と呼ばれる学年になります。
下級生から尊敬されるような自分になっているでしょうか。
みんなが、いい先輩だと思っている先輩が、どんな場面でどんな行動をしていたかを思い出し、これから尊敬される自分になれるよう努力してほしいと思います。
新年度の1年間を、今年度以上に充実した1年とするために、今年度を振り返って、こころがけてほしいことを一つ言います。
それは、「選ばれる自分」になるための準備をしてほしいということです。
2年生の皆さんには、進路選択のための大切な1年だというお話をしました。
よく「進路を選択する」と言いますが、実は、選択するのは皆さんではなく、相手側だということです。
例えば、就職をする場合、会社の人があなたを採用したいと思わなければ採用されません。
高校なら、合格、不合格を決めるのは高校の先生です。
皆さんは、選ばれる立場なのです。
それでは、どんな人が「選ばれる人」なのでしょうか。
例えば、私が会社の社長なら、あるいは、皆さんが社長ならどんな人を採用しますか。
高校の先生なら、どんな生徒が欲しいですか。
もちろん成績がよいことにこしたことはありません。
でも、成績だけでは選ばないでしょう。
私なら、成績よりも「感じのよい人」、つまり好感度を重視して選ぶと思います。
大きな声で気持ち良いあいさつができる、誰も見ていなくてもきちんとすみずみまで掃除ができるなど、特別なことができるという人ではなくて、誰でもできることをおろそかにしないで、きちんとやれる人が「選ばれる人」だと思います。
今年度、目標として「時間を守ろう、あいさつをしよう、校内外を美しくしよう」を掲げて取り組んできました。
気持ち良いあいさつができる人が増えてきたと思いますし、掃除もできてきていると思いますが、まだまだ、目標達成とまではいかないと思います。
「選ばれる人」となるために、新年度には、より意識して取り組んでみてほしいと思います。