学校日記

朝礼講話 5月19日(月)

公開日
2014/05/19
更新日
2014/05/19

山崎校長は絶好調

早いもので、今日は5月19日。

5月も下旬にはいりました。

新学期が始まって、1か月半経ちましたが、1時間1時間を大切に頑張れていますか。

5月に入って、暑い日や寒いくらいの日もあって、体調管理が難しい時期でもありますが、本校でも、気温に合わせて服装を調整できる期間になっています。

わが国では、6月と10月に衣替えといって、季節の推移に応じて衣服を入れ替えるということが行われます。

先生が中学生の頃は、調整期間などなく、6月1日からは夏服、10月1日からは冬服と決まっていましたが、温暖化の影響もあって、本校でも調整期間を設けているわけです。

この衣替えという週間は平安時代の宮中の行事から始まったそうで、四季がはっきりしている日本特有の習慣です。

さて、皆さんは今、西中学校で定められた服装で着ています。

運動部の人は、試合に出るときには、それぞれのスポーツで決められたユニホームに着替え、ゼッケンをつけます。

陸上部の人が短距離の試合に出るとき、腰までずらした格好で走りますか。

柔道部の人が試合に出るとき、帯をほどいて試合に出ますか。

おそらく、そんなだらしない格好では注意を受け、試合にも出してもらえないのではないでしょうか。

吹奏楽部の人たちは、土曜日に靭公園で行われた「バラ祭」に出演してくれました。

演奏も素晴らしかったですが、「西中の生徒の皆さんは、みなさん服装もきちんとしておられますね」とお褒めの言葉をいただきました。

スポーツの試合の時に着るユニホームが、競技場という場で着るユニホームとしたら、今、皆さんが来ている制服は、学校という学習の場で着るユニホームです。

スポーツの世界でだらしない格好では試合に出られないのと同様に、学習の場で着るユニホームが乱れていては、成績が伸びるはずがありません。

一流選手の共通点は、ユニホームがぴったりと体になじみ、よく似合うということです。

日本舞踊の世界でも和服の似合う人は踊りも一流で、基本に沿ってきちんと来ているので、踊りおわっても着崩れがないそうです。


「形は心を作り、心は形を司る」という言葉があります。

この言葉は、「外見、つまり、服装を整えると心まできちんとする。

心がきちんとすると服装や立ち居振る舞いは自然としっかりとしてくるものだ」という意味です。

服装なんて関係ないのではなくて、どんな世界でもその世界に共通した服装があります。

だらしなく白衣を着たお医者さんに、診察してもらいたいと思いますか。

学校での服装は、学習という場に臨むユニホームだというお話をしました。

気の緩みから、服装で注意される人も増えてきているように思います。

気をつけてほしいと思います。


今週は、1年生、2年生の体験学習が行われます。

怪我や体調管理に気を付けて、しっかり頑張ってください。