情報モラル教育について
- 公開日
- 2014/06/26
- 更新日
- 2014/06/26
保護者の皆様へ
みなさんのお子さまはスマートフォンをお持ちですか?
昨日、大阪市教育センターで、情報モラル教育の研修会がありました。
研修の対象は小学校から高校まで、すべての学校でした。
近年、スマホ保有率が上昇し、使用開始年齢が低年齢化しているため、様々なトラブルが起こっております。
特にLINEなどのSNSアプリによるトラブルは相当なものです。
本校だけではなく、今や社会問題となっています。
一昔前までは、ゲームを買ってもらうときには親と相談し、時間を決めて遊んでいたはずが、今は子どもの判断で、いくらでも新しいゲームを無料でダウンロードでき、いつでもどこでも遊ぶことができてしまいます。
また、出会い系サイトなんてもってのほか だったはずが、今は平気で小学生でもSNSアプリを使って大人と出会うことできてしまいます。
便利な反面、使い方を誤ると、人生を変えてしまいかねない恐ろしいツールです。
まだ判断力が乏しい子どもであればなおさらです。
おもちゃ屋さんに行くと、「対象年齢 歳から」と書かれていますが、ケータイやスマホの対象年齢はいったい何歳からなのでしょうか。
そのため、学校や各家庭で、きちんと情報モラルについて教えることが大切だということです。
平成23年度より、小学校の道徳に情報モラルの内容が組み込まれました。
中学校では技術科の中で、高校では情報科で習うこととなっておりますが、もっと情報モラルに関する学習の機会を増やしていかなければいけないのではないか、という研修会でした。
本校での取り組みは今後検討していくこととしますが、情報モラル教育の指導法などに関して、まずは校内研修会を開こうと思います。
昨日の研修会では、保護者や教員が子どもたちの間で起こっているトラブルを知るためのアプリを多数紹介していただきました。
その中でも、子どもたちの間で起こっているトラブルを大人が疑似体験できる無料アプリが非常にわかりやすかったので、ご紹介いたします。
実際に子どもたちが使っているLINEやツイッターなどのトラブル内容がチュートリアル方式で体験できます。
一度体験し、子どもたちが被害に合わないように見守ってあげていただければと思います。
参 考
・「スマホにひそむ危険ー疑似体験アプリ」(iPhone、Android用)
http://www.daj.jp/cs/sp/app/
・総務省「インターネットトラブル事例集」ダウンロードサイト
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html