図書紹介(7)
- 公開日
- 2013/09/12
- 更新日
- 2013/09/16
図書紹介
本校の図書館に蔵書されている本を司書教諭が定期的に紹介していきたいと思います。
第7回目は…
『県庁おもてなし課』
《有川 浩著/角川文庫》
*文庫本に並べられています
「図書だより(第33号:8月発行)」でもご紹介いたしました本作品をホームページでも紹介します。
みなさんは、都道府県のお仕事に「おもてなし課」というのがあるのを知っていますか。
2007年4月に誕生し、日本でもただひとつ、高知県だけにある組織(観光振興部のひとつ)です。県庁を舞台に高知県へ観光客をどのようにして気持ち良く訪問してくれるかを懸命に考えています。
ところで、みなさんはどこかへ行くとき、どのようなことを重視しますか。おもてなし課の人々がいろんな知恵を出し合いながら進んでいきます。
さて、今までに「カツオのたたき」を食べたことはありますか。本書にも話題として出てきた「塩たたき」は知っていますか。2年前の港中学校の修学旅行先(四国)でも、実際にワラで焼き、「ポン酢」と「塩」の味付けで食べました。確かに「塩」で食べることは港中の生徒・先生ともに驚きを感じていました。
今年の5月に映画化もされた本書。登場人物の作家さん…本書を書いた有川さんがモデルでは…実際に高知県観光特使をされているそうです。
ぜひ、読んでみてください。
【「図書だより(第33号:8月発行)より抜粋】
図書館だより 第33号
【角川文庫のホームページより…】
ふるさとに恋する観光エンタテインメント!
とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員の掛水史貴は、地方振興企画の手始めに地元出身の人気作家・吉門に観光大使を依頼する。が、吉門からは矢継ぎ早に駄目出しの嵐——どうすれば「お役所仕事」から抜け出して、地元に観光客を呼べるんだ!? 悩みながらもふるさとに元気を取り戻すべく奮闘する掛水とおもてなし課の、苦しくも輝かしい日々が始まった。地方と恋をカラフルに描く観光エンタテインメント!
《図書館よりお知らせ》
先日、借りたまま本がある生徒さんに「返却」もしくは「延長手続き」をお願いするプリント(黄色紙)を配布しました。
借りたくてもその本が貸出中のため読めない生徒さんがたくさんいます。
返却期限(借りた日から1週間後)を守って借りましょう!