学校日記

人権週間 12月4日〜12月10日

公開日
2018/12/03
更新日
2018/12/03

お知らせ

○1948年(昭和23年) 今から70年前 世界人権宣言が採択されました。
毎年 12月4日〜12月10日を人権週間として取り組んでいます。

○肌の色、性別、国のちがい、生まれ、障がいをもつ人など違うことで仲間はずれにされたり、就きたい仕事に就けなかったり、好きな人と結婚できなかったり、 差別やいじめを受けることがあります。

○一人の命は地球より重いと言われます。
この世に生まれ 「生きる権利」を奪われている たくさんの子どもたちがいます。
今日も世界各地では、内戦で命の危険に脅かされている子どもたちや、食べるものがなくて、餓死していく子どもたちがいます。

○「人権」とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のこと。

<手伝えることはありませんか。>
小学校5年生の男の子のお父さんは、3年前に事故で右手の肘から失いました。
男の子は、お父さんのために、すべてやってあげようと父の手助けをしました。父がペットボトルを空けようとしたとき、開けてあげたりしていました。父のことは何でもしてあげようと思っていました。ある時、父が自分の靴のひもを結ぼうとしたとき、父自身が片手でひもを結ぶ姿に、男の子はハットします。父の気持ちを考えずに、押しつけの手助けをしていたと・・・
その後父は、アンプチーサッカーといってフットサルのようなスポーツに参加しました。 手のないゴールキーパーの方や、足のない方がたが参加するサッカーチームで たくさんの仲間と楽しみながら、スポーツをしています。そして、父は以前の明るさを取り戻しています。
相手の気持ちを考えて、できることには手助けをしないで、
「やってあげる」から「手伝えることはありませんか?」の気持ちが大切だと思います。
今一度、皆さんの身近なことで
*自分の好きなところは・・・
*友達の好きなところは・・・
*自分と友達の違うところは・・・      を考えてみてください。