令和8年度 2学期 始業式
- 公開日
- 2026/08/25
- 更新日
- 2026/08/25
お知らせ
生徒会役員の元気な挨拶で2学期の始業式が始まりました。
まずは、校長先生のお話です。
令和8年度 二学期始業式校長講話
皆さん、おはようございます。
長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。こうして皆さんの元気な顔を見ることができ、大変うれしく思います。夏休み中には、部活動に一生懸命取り組んだ人、家族との時間を大切にした人、自分の興味のあることを調べたり挑戦したりした人など、それぞれが充実した時間を過ごしたことと思います。
さて、2学期は一年間の中で最も長く、学校行事も多い学期です。体育大会や文化祭、校外学習など、多くの場面で皆さん一人一人の力が試されることになります。同時に、大きく成長できる学期でもあります。
今日は、皆さんにある偉人の言葉を紹介したいと思います。それは、発明王として知られるトーマス・エジソンの
「私は失敗したことがない。ただ、うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ。」
という言葉です。
皆さんも知っているように、エジソンは電球をはじめ数多くの発明を残した人物です。しかし、その成功の裏には数え切れないほどの失敗がありました。普通の人なら途中で諦めてしまうような場面でも、エジソンは失敗を「終わり」と考えませんでした。むしろ、「次につながる発見」と捉えたのです。
私たちは、テストで思うような点数が取れなかったり、部活動でうまくプレーできなかったり、友達との関係で悩んだりすると、「自分はだめだ」と考えてしまうことがあります。しかし、本当に大切なのは、一度の結果ではありません。その経験から何を学び、次にどう生かすかです。
2学期には、多くの挑戦の場があります。運動が得意な人もいれば苦手な人もいます。人前で発表することが好きな人もいれば、緊張してしまう人もいます。しかし、挑戦する前から「どうせ無理だ」と決めつけてしまえば、成長の機会を失ってしまいます。
私は皆さんに、失敗を恐れず挑戦してほしいと思います。
例えば、授業で積極的に発言すること。苦手な教科に少しでも向き合うこと。部活動で今まで以上に努力すること。
学級や学年の活動で自分の意見を伝えること。そうした小さな挑戦の積み重ねが、皆さんを大きく成長させていきます。
また、もう一つ紹介したい言葉があります。
それは、アメリカの公民権運動の指導者として知られるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士の
「飛べないなら走りなさい。走れないなら歩きなさい。歩けないならはってでも進みなさい。何としても前進し続けなければならない。」
という言葉です。
この言葉は、「人と比べて速く進むこと」ではなく、「自分の歩みを止めないこと」の大切さを教えてくれています。
中学生の時期は、自分と周囲を比べてしまうことが多いものです。友達の成績、運動能力、人間関係などを見て、「自分には無理だ」と感じることもあるでしょう。しかし、大切なのは誰かと競争することではありません。昨日の自分より少し成長することです。
毎日少しずつでも努力を続ければ、それは必ず力になります。すぐに結果が出なくても構いません。勉強も、スポーツも、習い事も、人との関わりも、一歩一歩前進することで道が開けていきます。
皆さんの周りには、支えてくれる先生や友達、家族がいます。一人で抱え込まず、困ったときには相談してください。そして、自分が支えられるだけではなく、誰かを支える存在にもなってほしいと思います。
特に2学期は、学級や学年、学校全体で協力する場面が増えます。成功するために必要なのは、一部の人の頑張りではありません。互いを認め合い、励まし合いながら力を合わせることです。仲間の失敗を責めるのではなく、「次は一緒に頑張ろう」と声をかけられる集団であってほしいと願っています。
3年生の皆さんにとっては、進路実現に向けた大切な時期になります。不安やプレッシャーを感じることもあるでしょう。しかし、自分を信じ、一日一日の努力を積み重ねてください。1、2年生の皆さんは、先輩方の姿から多くを学び、自分自身の目標づくりにつなげてください。
最後に、皆さんにお願いがあります。
2学期の終業式の日に、「これを頑張った」「自分は成長できた」と胸を張って言えるような目標を、今日ぜひ一つ決めてください。大きな目標である必要はありません。「毎日10分家庭学習を続ける」「自分からあいさつをする」「苦手なことに挑戦する」など、小さな目標で構いません。
エジソンの言葉のように失敗を恐れず、キング博士の言葉のように歩みを止めず、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。
皆さん一人一人が輝き、互いを支え合いながら成長する2学期になることを心から期待して、2学期始業式の話を終わります。