SDGsについて考える
- 公開日
- 2021/05/17
- 更新日
- 2021/05/17
できごと
食品ロスという言葉を聞いたことがありますか?
食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまっている食品のことを指します。
ではなぜ問題視されるのでしょうか。
食品ロスは、それぞれの場所での廃棄の積み重ねによって、社会全体で環境負荷や資源の無駄使いなどの問題を招きます。
『ごみを減らすことで環境への負荷を減らす!』
食品を焼却処理する際に排出されるCO2が地球温暖化の要因となる温室効果を助長します。
食品ロスが増えることで、結果的に地球温暖化を進行させてしまうのです。
また、焼却した後に残った灰は埋め立てられますが、最終処分場の容量は残りわずかで、このペースで行くと近い将来、いっぱいになってしまいます。
『食料資源を有効に使う!』
世界には、貧困により満足に食べ物を得られない人々が多くいる中で、本来食べられたであろう食品が捨てられており、食料資源が有効に活用されていないと言える問題があります。
また、食料の生産や輸入には多くの水や資源が使われています。
食品を捨ててしまうことはこれらも無駄にしていることになります。
食品ロスは誰もが意識しなければならない、そして私たち自身にも関わる社会問題なのです。
では、私たちにできることはどんなことがあるでしょう。
今の生活を見直してみましょう。
現在、学校は11時50分登校です。
いつもより登校時間が遅いため、朝ごはんの時間が遅くなっている人はいませんか?
登校してすぐに給食があります。
この給食は調理員さんが毎日心を込めて作ってくださり、配膳員さんが運搬、準備、片付けをしてくださっています。
そして食材を生産してくれている人たちも含め、給食に関わっている人々は大勢います。
そんな方への感謝の気持ちを待って給食を、しっかりと食べることができていますか?
食という字は『人を良くする』と書きます。
このような心がけが地球や世界の人々を救うことにも繋がっていきます。
一人一人が出来ることは、小さなことかもしれませんが、それが集まると大きな力になります。
皆さんは社会の一員です。
この力が集まればもっと良い社会になっていくかもしれません。
私たちにできることを考えてみましょう。