第5の習慣「わかってあげてからわかってもらう」 〜 小学校 全校朝会
- 公開日
- 2021/06/28
- 更新日
- 2021/06/28
The Leader in Me 〜 7つの習慣
校長先生のお友だちに脳科学者がいます。その方が書いた本がおもしろいので、紹介しながら第5の習慣について考えていきましょう。
問1 AとB、どちらが笑っているように見えますか?
分析によると「B」と答える人が多いそうです。理由は、右利きの人が多いからとのこと。右利きの人は、左側の視野を重視する傾向があるからだそうです。
問2 上と下、どちらが笑っているように見えますか?
分析によると、「日本人は上、欧米人は下」と答える人が多いそうです。理由は、日本人は「目を見て感情を読み取る人」が多く、欧米人は「口元で感情を読み取る人」が多いからだそうです。コロナ禍でも欧米人がマスクをつけたがらなかったのは、口元が見えなくなる(=感情が読み取れない)ということも要因としてあげられるのかもしれませんね。
このように同じものを見ても、人によって感じ方が違うのです。
「自分がこうだ!」という考えも、相手が同じように感じているかはわからないのです。だからこそ、まず「相手のことをわかってあげる」努力をしてほしいと思います。
最後にもうひとつ質問です。
しまうまの縞は、“黒地に白”か “白地に黒”か?
正解は、あとで学校のホームページをみてくださいね。
↓ ↓ 回答 ↓ ↓
自分の肌が白に近いと思っている人は「白地に黒」と答える人が多く、
黒に近いと思っている人は「黒地に白」と答える人が多いそうです。
人によってとらえかたは違うのですね。
※参考文献「なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?(西剛志:著)」より
リーダー・イン・ミー 7つの習慣 第5の習慣
【わかってあげてから わかってもらう】
※6月28日(月) 小学校 校長講話より