広田神社夏祭り巡視
- 公開日
- 2015/07/24
- 更新日
- 2015/07/24
学校日誌
7月23日木曜日、廣田神社の夏祭りの巡視に行ってきました。本校の生徒は1、2年生が数名とあまり見かけませんでした。雨が昼過ぎまで降っていたことが影響していたからでしょうか、比較的すいていたように感じました。
廣田神社ののぼりにアカエイがえがかれており、気になり調べてみました。
どうももともとこの辺りは漁師町であったようで、アカエイは痔疾をはじめ難病悪疫の守り神として広く信仰されており、アカエイを断食して祈願すれば難病も治癒するといわれていたようです。
アカエイの尾は毒があり、漁師のみなさんはつり上げるとすぐに尾を切り落とすそうです。
その”アカエイ(の尾)を断つこと“にかけてトゲにさされた痛みにも似た疾患をなくすといった信心がうまれたことから、廣田神社の神使とされたようです。
廣田神社のあと、こどもえびすのほうへと移動をしたのですが、同日に夏祭りをしていることも不思議に思い、これも調べてみると、八坂神社(当時は祇園社)の氏子が今宮に移り住み、平安時代に祀られた祇園の蛭子(えびす)を勧請(かんじょう……分霊を他の神社に移すこと)したことが今宮戎のはじまりであることと、廣田神社はそれまでは別の神社であったという説と、西宮の西宮神社と廣田神社の関係とよく似ていることまではわかったのですが、ここから先を書き出すと長くなるのでここでとどめておきたいと思います。
生徒のみなさんは夏休みが1週間過ぎようとしています。宿題などは順調にできているでしょうか?