申年
- 公開日
- 2016/01/05
- 更新日
- 2016/01/05
学校日誌
1月5日火曜日
今年の干支は「申」です。さて、「申」が「さる」という読みになり、動物のサルになったのかですが………
干支の十二支はかつて中国で農業を行う際に暦として使われていた農業用語だそうで、農作物の成長過程を12段階で表す意味を持ち、カレンダーとしての役割を果たしていたそうです。その十二支が江戸時代に日本に言い伝えられ、一般庶民でも分かりやすいよう十二支に動物が当てはめられ、そこから十二支が広がったと言われています。
だから、「申」が動物の「サル」となったようです。
「申」は本来「しん」と読み、「のびる」や「もうす」という意味で、「草木が十分に伸びきった時期で、実が成熟して香りと味がそなわり固く殻におおわれていく時期」を表す農業用語だそうです。
また、「申」を「サル=去る」と組み合わし、魔除けの効果がある「赤」と合わせて、申年に赤い下着を身につけると病が治るとか元気になるとも言われています。
さまざまな言い伝えがあるものです。