学校日記

道徳〜友情と信頼〜

公開日
2020/09/24
更新日
2020/09/24

道徳教育(自己を見つめ、生き方を考える)

9月24日(木)、
 1限目は道徳の時間です。

 1年生で、『吾一と京造』という話をもとに、友情とは何かを考えてみました。

 この話は、一緒に登校する秋ちゃんが時間になっても来ず、仲間全員が遅刻しそうになった時、秋ちゃんをおいて学校に駆けつけようとする吾一と、秋ちゃんと行動を共にしようとする京造との、相反する行動により生まれた吾一の心の葛藤が描かれた作品です。

 友情を優先すべきか?
 それともきまりを優先すべきか?
 こういう時どうすればいいのか?
 「本当の友情とは」なんだろうか?
 その答えは自分の心の中にあります。

 多くの人はルールを守るのが大事だと言われ育ってきました。もちろんそうだと思います。でも、ルールを守っても仲間のことを考えられなかったことはどうなのか?吾一の気持ちが揺らいで当然かもしれません。

 生徒の感想の中に、「友情とルールをてんびんにかけられない」という内容のものがありました。
 その通りだと思います。正解のないのが道徳です。