学校日記

道徳 「仏の銀蔵」

公開日
2020/10/08
更新日
2020/10/08

道徳教育(自己を見つめ、生き方を考える)

10月8日(木)、
 今日の1時間目は道徳の時間です。
 2年生の道徳の授業風景です。今日はタブレットを使ってみんなで考えていきます。

 『仏の銀蔵』という教材を学習しました。この作品は、高利貸しの銀蔵が証文綴りをカラスに持っていかれ、貸したお金を取り立てられなくなり、生活に困るようになります。しかし、暮らしに困っている銀蔵の様子を見て、人々は証文がないのに借金を返し始めます。その姿に銀蔵は規範意識に従って生きることの素晴らしさに気付く。という物語です。

 まず、証文をタブレットで表示し、ペア学習により高利貸しについて学んだあと、「なぜ人々はお金を返し始めたのだろうか?」という発問をしました。
 生徒たちは、「優しさ」「お天道様がみているから」「借りっぱなしは良くない」「金を借りたのに返さないのは盗んだことと同じ」など、いろんな意見がタブレットを通して発表されました。

 この作品から、正直に生きることの大切さや自分自身で正しいと判断した行為をおこなうことの道徳的価値を学んでほしいと思います。