平和学習 被爆体験伝承講話
- 公開日
- 2019/07/10
- 更新日
- 2019/07/10
学習活動
被爆体験伝承者として活動されている井上さんに、原爆の被害とその恐ろしさについて3年生にお話していただきました。
井上さんは、被爆体験者である細川さんの体験を受け継いでいます。細川さんは17歳の時、爆心地から1.3Km地点で被爆し、奇跡的に生存しましたが、13歳の妹は0.8Km地点で学徒動員の屋外作業中に被爆し、翌日亡くなりました。細川さんは、「戦争は人間を狂わせ、原爆は人間の存在を否定するもの」「原爆は『広島だけの問題』ではなく『人類全体の問題』」と訴えています。
伝承者である井上さんは、細川さんの被爆体験に加えて、両親の体験の話もされて、「『広島であったこと』を『自分の身だったら』と考えてみる」「『私にできる平和とは』を考え一歩ずつ進みたい」と話されていました。
細川さんの妹の遺品